●頭上から幼い声「♪無窮花の花が咲きました(韓国語で)~」。通行人で遊ぶのはいいけど、静止しないと撃ち●されるヤツですかね。。。
●自転車のおっさん「♪〇〇(おそらく実名)ブッ●す~」。○○さん、上司とかなんだろうか… 殺伐とする世の中よ。 #
by aqua-magna
| 2023-12-10 10:57
| 駄文
先日、四半世紀ぶりに広島を訪れる機会があった。
前回、修学旅行でせわしなく平和記念公園の原爆ドームと資料館をめぐったことを、あまり思い出せなかった。あーこんなのだった気がする、と云った感じだろうか。 それなりに歳をとって、都市やら歴史やらに興味を持って、多少齧った程度の大人になった。 平和記念公園は、タクシーの運転手が「歩くとしんどい」と云うほど広い。公園近辺の街区は大阪梅田とかに比べると非常にスッキリしている。広島藩の城下町として発展した太田川デルタの広島市街には、大規模な再開発でもしない限り、巨大な公園や区画整理は難しかったろう。 大規模な再開発のきっかけは、言うまでもないだろう。この公園こそは、今日本人の多くがガザとかのニュースでしか知らないような民間人女性子供赤ん坊の大量虐殺の現場であった。いま家族連れの観光客のあなた方が、笑顔で散策してるその同じ場所であることを、意識しているだろうか。四半世紀前の私はそこまで意識していなかった。歴史ある大都市の大きな公園。核爆発がなければ、繁華街とかマンション街とかになっていたのだろうか。 原爆ドーム前の説明板には、いま「原爆ドーム」と呼ばれている、「広島県物産陳列館」(いかにも繁華街や商店街にありそうな名前)周辺は、当時やはり市街地だったとある。現在公園の片隅にある建物は、やはり記念物として強い意志で、爆発の傷跡を補強保全する目的で残されている。 観光客の多くは、そして四半世紀前の私も、凄惨な廃墟の外観に衝撃と感銘をうける。今の私は、それに加えて、その崩れかけた構造を支える力強い鉄骨の補強にも心打たれる。 インスタ映えする写真を撮る人の好みによっては、廃墟感を損なう塗装の新しい鉄骨は目障りかもしれない。そういう見た目への配慮か、鉄骨ができるだけ映らないよう配置してあるのか、グーグル検索で出てくる写真は、補強工事を担当した建設会社のHPのもの以外は、廃墟感を全面に押し出したイメージ通りのそれが目立つ。崩落の危機にある廃墟を、その人類に対する価値故に、できるだけそのまま、安全に保存するという、広島の意志を実現するエンジニア(専門的な難しいことはわからない。構造力学の単位落としたし)の心意気に、人類の希望を見て良いだろうか。 スマホをドームに向ける観光客の背中側に、なにかの構造物の欠片を転用したと思われる石のベンチがひとつ混じっている。 #
by aqua-magna
| 2023-12-09 10:45
| 駄文
現象をみてモデルをつくり、そのモデルを用いて現象をあやつり、モデルと現象の相違をみて、モデルを修正するか、現象を拒む。これは我々が日常行っている行為であり。科学技術はその厳密な論理的体系化を目指す。
現象の観測には、究極的には、2つの点が存在し、相互に異なると判断されうる必要がある。そのために空間と座標軸をもうけておき、例えば一本目は時間、2本目から4本目までは空間、それ以上は云々、といった具合に。どんな空間と座標軸をもうけるかは、現象に沿ってモデルをつくる際の便宜に依存する。通常最も綺麗な数式で現せるような空間と座標軸を導入する。 空間と座標軸の導入は、その能力を有する存在によってなされる。人間であれば、ユークリッド空間とかヒルベルト空間とか色々導入するが、サルはサルの、トンボはトンボの、バクテリアはバクテリアの空間をもっているのかどうかはどうなのだろう。石とか水とかは空間を導入できるのか、それはわからない。高度な宇宙人なら宇宙人の空間があるだろう。人類の天才が導入した空間も一般人が応用可能であるように、宇宙人の空間やバクテリアの空間も一般人に応用可能であると面白い。 ⚫︎空間を導入する能力のある存在が、2つの異なる点を判別する。 これが我々の日常と科学技術の基本である。そうすると、 存在 が、論理的な始まりになる。何の能力もない存在、というのはあり得るか、という問いも、存在の観念抜きにはできない。 自己の他に存在があるか、還元すれば、他者は存在するのか?という問いは、論理的解決は難しいらしい。独我論が不合理かどうかは、私にはわからない。そこで、カント式信仰の導入である。 神の存在は、自己の信仰に依る。 他者の存在は、自己の信仰に依る。 では、自己の存在は? それも信仰に依る。自己など存在しないという信仰も可能である。 科学が宗教となるとすれば、存在とその空間導入能力と2点の判別可能性への信仰である。それだけで足りないとするなら、理性をフル稼働させて、それを補助する。その方法論や成果は更新されてゆくので信仰すべきでない。 おそらく、現在有名な宗教の前提は、自己の存在の有無、他者の存在の有無の信仰ある。他者は存在しない、とう主張も他者の存在という概念に依存する。自他のどちらか先か、同一のものか、互いに超越しているのか、一方的に絶対的に他者が超越しているかどうかは、そこから副次的に発生する問いである。そしてそれらはするそれらはすべて信仰に依存する。 信仰を持たない存在はありうるか? というのも信仰に依る。無信仰も信仰の観念あってこそ、といえるかもしれない。知らんけど。信仰と無信仰を超越した立場があるとするなら、それは、宗教でないのは勿論のこと、科学の具体的な方法論や成果への信仰ではない。 知らんけど、 補足 自己のモデルとして一点Pを、他者のモデルとしてもう一つの点P’をとる。2点の関係を述べよ。 点Pの問題、受験生の疑問もこういう議論に応用したら楽しいだろう。無論答えは人の数以上に多くあるだろう。 #
by aqua-magna
| 2023-11-12 14:10
| 駄文
独身の中年男性が部屋にひとりでいたところ空爆にまきこまれて死亡しました!
という報道がないのは何故だろう?亡くなった方が多い場合の優先順位とかあるのだろうか? 高齢のご両親とかが出てきて平和を訴えたりすれば優先度が上がるのだろうか? 命は、皆等しく重い、んじゃないかな。たぶん。
#
by aqua-magna
| 2023-11-04 22:08
| 駄文
旅行のガイドブックを2種類に分類するとするならば、
①その地の名勝旧跡体験グルメ等の現在そこにある直接的感覚的に楽しめるモノを箇条書き的に紹介した本。所謂ガイドブック。 ②その地の博物誌、地理志、歴史、紀行等の、間接的精神的に紹介した本。 その中間に相当するものもグラデーション的に存在するだろう。①と②は補完関係にあり、①は②の、物見遊山目的の光を強烈に照射したときの一つの写像とか映像、②は影の部分とも背景ともスクリーンとも解釈できるかもしれない。①は②の、ひとつのサンプルとなる。 どちらをどの程度読んでから出かけるかは旅行者個人や旅行の目的の性格次第だし、そんな本を持たないで行き当たりばったりで体験するのもまた面白いと思う。私はだいたい予備知識を持たずにぶらぶら散策散歩し、記憶した上で、ぼちぼち、これもまた半分偶然のように行き当たった後者につなぎ合わさったときの楽しさが好きである。 しかし、もし私が、①的「ガイドブックを書け」と命ぜられたら、直接実用的な箇条書マッピングはつくらず、②の概略の文章を自分なりのストーリーで書き出すだろう、そして時間切れで①は書かないだろう。もし私の後に続くひとがもしいたとすると、①は現地の観光マップを見つけれよいし、②的背景があれば、現地での楽しみが増えるかもしれないから。料理はたまたまはいった食堂で良いだろうし、目的に集中しすぎて散策を忘れるより、道道の何気なさに現地を見つけられたら面白いだろうから。 レビューは、キーワード主体の無機的な箇条書き的なものよりも、キーワードが随所に組み込まれた有機的なストーリーの方が、現地(研究分野)の面白さが伝わる。網羅しているかもしれないがバラバラのピースを色の順に整理羅列されれる(有名な順にインスタ映えするマストスポットをスッキリ並べられる)より、間違っていても穴だらけでも当面使用しない余分なピースが混入しようとも、組み立てる途中のジグゾーパズルのほうが、著者の展望が見える気がするから。あとに続くか、批判して別の組み方をするかは、読者次第。 #
by aqua-magna
| 2023-11-04 09:22
| 駄文
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